業界は決めずにメーカーかつB to Bの会社を広く見ていました。メーカーに絞っていた理由は、自社の技術や商品を扱うメーカーの方が、プライドを持って仕事ができると考えていたからです。アルバイトで培ったコミュニケーション能力と継続力を活かすことができると思い、事務職を選びました。金陽社は、日本だけでなく世界レベルで大きなシェアを持っていることや、自分の生活を間接的に支えている点に魅力を感じたため、入社を決めました。
入社から現在に至るまで、国内東日本営業の業務担当として、印刷用のゴムブランケットと印刷用資材の販売業務を担当しています。主な業務内容は、ブランケットの製作手配・納期調整、製品完成後の納品手配と外注商品の受注・納品手配です。お客様や各部署と連携しながら、注文から納品、売上までの手配を行っています。 日々の細かい業務内容としては、お客様や各部署とのメールや電話の対応、ブランケットや仕入商品の発注・納品手配、売上の管理などです。具体的にブランケットの発注から納品までの流れをご説明します。お客様から注文をいただいてから、自社工場にブランケットの製作依頼を行います。大口の注文の場合は、納期の調整をしてから受注手配をします。工場が製作を始め、納期が確定したらお客様に納期の回答をします。製品が完成したら、納品書や送り状を発行し輸送を手配します。なお、工場からそのままお客様の元へ発送する場合もあります。工場や輸送と調整しながら、製品が確実にお客様に届くよう丁寧に業務を行っています。 今までで最も印象に残っている業務は、基幹システムの新システムへの移行準備業務です。社内の受注や売上など、様々な用途で使用しているシステムが新しくなるので 、一からマニュアル作り、テスト仕様書の製作・テスト作業、マスタ整備などの多岐に渡った新システムへの準備業務を行いました。普段の業務と異なるため、手探りで業務を進めていったので非常に苦労しました。しかし、システムのマスタ整備を通して、自分が普段携わっている製品や加工について、より深く知る機会となり、システム移行後も通常の業務に活かすことができています。
業務の中で特に気を付けていることは、発注や納品の手配の際にミスをしないことです。ブランケットの場合、製作開始から完成までの時間が短く、すぐに製作に取り掛かります。そのため製品や加工、数量を間違うと、即修正したりすぐに工場に連絡を入れたりする必要があります。間違った製品が製作されてしまうと、不良在庫となったり、お客様の機械が止まってしまったりする可能性があるため、細心の注意を払っています。また、注文を受けてから納品までにスピード感が必要なため、ミスをしないかつスピーディーに業務を行うことを意識しています。 今後の目標としては、まだ基幹システムが始動したばかりなので、改善点を洗い出し、業務効率のアップを図りたいです。スピード感と正確性を重視しながら、丁寧な対応をこころがけて顧客満足度向上につなげていきたいです。
休日は、カフェ巡りや読書、映画鑑賞をしています。また、好きなアーティストのライブに行ったり、舞台鑑賞をしたり趣味の時間を楽しんでいます。長期休暇は、国内旅行に行っています。
人間社会学部2022年 新卒入社東日本営業管理部業務課
※掲載内容はインタビュー当時のものです