紙粉、炭酸カルシウムを強力洗浄!
特長
紙粉・炭酸カルシウムの除去
ゴムブランケット表面の用紙エッジ部に堆積した紙粉、炭酸カルシウムなどの洗浄性が良好です。
インキ転移性の回復
優れた溶解性と浸透性を持ち、ゴムブランケット、ゴムロール表面に付着したインキ汚れなどを強力に除去し、インキの転移性を回復します。
グレーズ状態の除去
グレーズしたゴムブランケット、ゴムロール表面にも優れた洗浄力を発揮します。
環境対策
有機溶剤中毒予防規則(有機則)に非該当で、オゾン層の破壊がないなど、環境にやさしい製品です。

用途
ゴムブランケット・ゴムロールの洗浄、インキ転移性の回復
仕様
・消防法:危険物 第4類、第2石油類(非水溶性液体)危険等級Ⅲ
使用方法
1. ゴムブランケットの凹みを回復させる場合
- 自動洗浄機で洗浄後に用紙エッジ部に残った紙粉は、ウエスにキンヨーリカバリーECOを充分に含ませ洗浄すると簡単に除去できます。
- 吸水性の良好な薄紙を凹みよりやや大き目に切り取り、キンヨーリカバリーECOを充分に含ませます。
- 溶剤を含んだ薄紙を凹みに3~5分程強く押し当てますと、凹みは回復致します。
※凹みの深さが0.05mm以内で、ゴムブランケットの 布層まで影響が及んでいない状態が対象となります。
2. ゴムブランケット・ゴムロールのグレーズを除去する場合
- ゴムブランケットの場合は原液のまま、ゴムロールの場合は通常の洗浄液に25%程度混合します。
- 表面を強くこするように拭き、ゴムの元の色が現れるまで拭きとります。
※主としてインキ中のベヒクル又は洗浄液によるグレーズが対象となります。
その他
ゴムブランケットのインキ転移性が低下した場合も、通常の洗浄液に25%程度混合してご使用下さい。
ご使用上の注意点
- 製品をご使用になる前に安全データシート(SDS)、容器に貼り付けているラベル及び取扱説明書を必ずお読みいただき、十分に内容を理解してから製品をご使用下さい。
- キンヨーリカバリーECOは、刷版のレジストを溶かすことがありますので、機械洗浄用として使用しないで下さい。
- 火気のある場所、火花や静電気を発生するもの、高温熱源等の付近では絶対に使用しないで下さい。
また静電気対策を行い、帯電防止作業服、静電安全靴等を着用して下さい。 - 誤って飲んだり目に入れたりしないようにご注意下さい。
- 保護手袋、保護眼鏡、保護面等、保護具を着用して下さい。
- 十分に換気された環境でご使用下さい。
- 揮発性がありますので、使用後は必ず蓋をしっかりと閉めて下さい。
- 保管は子供の手の届かない場所及び直射日光の当たらない冷暗所内にて行って下さい。
※ご使用に際してご不明な点は株式会社金陽社までお問い合わせ下さい。